入院前にすること
こんにちは!
朝は怪しい空でしたが、小春日和のいいお天気になりました。
引きこもって仕事中ですが笑
今日は
入院前にすること。いや、「したこと」か笑
について書こうと思います。
緊急の場合はあとから家族にお願いするしかないのですが、
予め入院日時が決まっていて、その内容もはっきりわかっている場合には
意外にすることがたくさんあります。
入院するときに持っていくものの準備はもちろんですが(私の場合は、すっぴんが嫌でまつエクに行くという余分なスケジュールも組み込まれた)、勤務先への連絡、加入している保険の確認(入院前に出るものもありますし、退院時に書類が出来ていれば給付まで時間がかからないものもあります)、そして主婦なら冷蔵庫の整理も・・・!
まぁ5日の入院スケジュールなので、お刺身とか買ってない限り、そう心配することはないんですけど。
夫はいい大人なので、ごはんは自分で調達してもらうように言いました笑
こんな時、小さなお子さんがいらっしゃる方は大変だと思います。
我が家はもう全員成人していたので問題なかったんですが、近くに親や頼れる人がいない場合は、院内で預かってもらえる仕組みがあったりするといいですね。
そして仕事。
タイムリーに・・・というか有難いことに、その頃ちょうど絶賛テレワーク中だったので、課長にだけ手術をすることは報告しました。
「とにかくゆっくり休め、元気になるのが一番だから。休暇の報告は後からでも構わないよ。こんな状況で業務のほうも落ち着いているから」と言って頂き、本当に有難かったです。
でも入院するとき仕事用のパソコンは持っていきました。
社畜ではありませんが、私が責任者の仕事を抱えていたので、調整なども必要だったからです(念のため)。
保険会社に連絡して(今はネットでも請求出来て便利。LINEで出来る会社もありますよね!すごーい)、請求用の書類を送付してもらうようにも依頼しました。
荷物とともに、普段読みたくても読む時間がなかなかないので、
好きなジャンルの本も数冊かばんに入れました。
そういえば・・・病院には持っていきませんでしたが、乳がんになって色々調べるのに私が買った本はこの2冊です。下手に恐怖を煽ることなくわかりやすく書いてあって勉強になりました。
何度も読み直しました。
ネットの情報もよかったのですが、ネガティブなものに当たることも多くて、私にはこの南雲ドクターの本が合っていたように思います。
自分の生活スタイルを見直すのにも参考になる本でした。
乳がんにならなくても、読んで面白い本だと思っています。
本と言えば・・・手術が終わった私に長女がお見舞いにと持ってきた本が・・・
・・・長くなりそうなので、その話はまた致します笑
つづく
乳がんと診断されたあと③
今日は祝日ですねー!
いいお天気なので出かけてランチでもー♪♪と思いましたが
夫は仕事、娘たちも仕事だったり、お出かけだったり
友人達も急に誘って来れるほどヒマじゃないだろうし
ひとりで鍋焼きうどん作って食べました。
さて、前回までにバタバタしてるようなことばかり書きましたが・・・。
夫以外の家族にどう話したか・・・をちょっとだけ。
娘は3人いるのですが、相当ショックを受けていました。
ただ長女はその3ケ月くらい前に、知人から乳がんで全摘した話を聞いたばかりだったらしく、深刻な表情でしたが「(思ったより現実に)あることなんだね」という反応でした。
・手術は温存であること
・現時点で転移は認められないこと
という話をして、彼女たちには「母親である私が乳がんになったのだから、今の若くて安いうちに保険は掛けておきなさい」ということは伝えました。
(幸い全員、何らかの保険に入っていましたが)
こういう深刻な病気になって気付くんですけど
保険を掛けることができるのは健康な人の特権
だということです。(保険会社の回し者ではございません)
また別の機会に医療保険についてはおハナシしたいと思います。
で、ここまで来て、妹と母に話していないことを思い出しました。
父は既に亡くなっているし、弟には話すつもりもないし
年老いた母に心配かけたくないし、うーーーーん・・・妹には言っておくか。
で、妹に話したら「え?え?なんで?え?大丈夫なん??」
私「とりあえず温存で手術する。」
妹「ママには話したん?」
私「え?わざわざ心配かけたくないし、言うつもりないんよね」
妹「え?親なのに?言わないの?」
結局、妹がどうしても伝えろというので、仕方なく母にも伝えました。
(考え方が違うから仕方ないかー・・・)
親戚縁者に乳がん患者がいないのもあって、母は「なんであんたが・・・」という悲しそうな反応でした。
いくつになっても母の中では小さな娘なのかもしれません。
ただ、なんていうか私の中では「なっちゃったものは仕方ない。メスを入れないで済むなら色々試してみたい気もするけど、時間の無駄かも。サッサと手術したほうがいい」ような気がしていました。
仕事関係の女性の中には、「そんな急いで決めなくても色々試してからでも」「今は切らなくても方法はあるから」と親切心でアドバイスくださる方もいました。
だけど迷わず手術を受ける選択をしたのです。
コロナで健診なども中止になる中、タイミングよく(年度変わりの最初の1週間で中止になった)受診出来て、早期発見出来たということ。
そして、診断が確定して手術までの間、コロナが落ち着いていたおかげで家族の面会などが許されていたこと。
自分自身の仕事が、タイムリーにテレワークメインになっていて、(普段は出張が多い仕事だった)うまく時間調整して検査など受けることが可能だったこと。
以前に夫と話したことも影響していましたが、手術に至るまでの流れにまったく無理がなかったので、これは見えない力がそうしなさいと言っているのだと思うこともできました。
そうして、いよいよ入院する日が近づいてきました。
つづく
乳がんと診断されたあと②
おはようございます!
今日は仕事は休み。と言っても用事は山積みです。
昨日の続き・・・そうそう書き忘れてましたが、PET検査の前に「入院前の検査」ということで総合病院に行ったんでした。
肺活量(全身麻酔なので)の検査とか、骨密度の検査とか、血液検査とか。その辺りは納得でしたがここでもまたマンモとエコー。クリニックでもマンモを受けてたので、被爆しまくりだなぁ・・・などと正直、心の中で思ってました笑
エコーだけでよくない?そして画像共有してくれ・・・と思ったりもしましたが、やっぱり再確認の意味もあるんでしょうね(と自分を納得させた)。
なのにその後PET検査。
あ。この入院前検査でも10,000円以上かかりました。
ここまでで既に80,000円近い出費です。
入院まで2週間切って、色々現実的になってきた頃でしたが、ふとここで思ったのはハッ!!入院中はすっぴんよね?眉毛ないのも嫌だし・・・どうしよう。
ということで、人生初のまつエクに行ってきました。ふざけてません。
手術に対する恐怖はありましたが、なんていうか・・・現実逃避なんでしょうか。
娘に紹介してもらったお店でまつエク80本(控え目)。とりあえず目はOK!!
眉・・・はですね、最近はいいものがあって、眉ティント(知らなかったけど)。これで描いておくと普通に顔を洗ったくらいでは落ちません。
数日は大丈夫という入院中のアイテムにまさにぴったり。
※手術前に「お化粧落としてくださいねー」と言われ「してません!」というと「ええ!?」と驚かれ、心の中でガッツポーズしたという笑
その後、入院に必要なパジャマや下着や雑貨を購入しました。
夫がシルクサテンのお高いおしゃれなパジャマを買ってくれましたが
私の場合、5日間の入院中、入院当日・パジャマ⇒手術当日~翌朝・専用着⇒3日目・パジャマ⇒4日目・パジャマ⇒5日目退院・私服(入院した日に着てた服)ということであと2着パジャマを購入することに。(ちなみに総合病院などはすべてレンタルで済ますこともできます!)
Gelato piqueもいいなーなどと(オバサンなのに)考えていたら、娘から「いや、そこで無駄遣いしてどうするん!GUに行くよ!GU!!」
行ったことなくて知らなかったんですけどGUのパジャマ。シンプルで安くて、結構おしゃれだったという衝撃。2着購入しました。おススメです。
余談ですが、私が尊敬する靴修理のブロガーさんが、GUのマシュマロパンプスを誉めてたのもビックリ。プロなんですよ。プロが誉めてた衝撃(2回目)。3,000円しないくらいのパンプスです(買ってないけど)。
なんだか完全に乳がんのハナシから脱線してしまいましたね笑
つづく
乳がんと診断されたあと①←シリーズ化するつもりか?笑
乳がんと診断された日。
夫もテレワーク中で在宅していたので帰宅して
「乳がん確定だったー」と普通に報告しました。
私より(多分)ショックを受けている表情をみて、あぁ心配してくれているんだなぁと。
そういえば、小林麻央さんが乳がんで亡くなった時に、なんとなく夫と乳がんの話をしたのを思い出しました。
(その時は自分が乳がんになるとは思っていませんでしたが)
事実かどうかは存じ上げないけれど、民間療法で治療されていたため早期に手術をする機会を逃してしまった様な記事が出ていたので、それをみた夫が「もしお前が乳がんになったら迷わず手術してくれ。再建が必要なら俺がお金を出して今よりいいおっぱいを作ってやるから」と真面目な顔で言ったのを覚えています。
今よりいいおっぱいってなんなんだー!
と一瞬思わなくもなかったのですが、おっぱいにメスを入れるというのはやっぱり女性にとっては大きな覚悟がいることで、出来れば(切らずにどうにかなるなら)手術は避けたいのは当然で・・・。でも、夫にそう言われたときは、なんだかホッとしました。
これからどういうスケジュールで進むのかを説明しながら、そういえば医療保険とがん保険を確認しておかないとなー(これがもう後に大変なことになったという・・・)ということが頭を過ったのは忘れられません。
その後、乳がん確定から、1ヶ月も経たないうちに手術まで進むのですが、入院前に検査、検査で結構な出費がありました。
入院前に準備するものもかかります!
そう、がん保険とか医療保険は本当に大事です!!(保険会社の回し者ではございません)
まず、最初の再検査でのクリニックで15,000円くらいかかりました。
エコー、マンモグラフィー、血液検査などなど。
次に専門病院でのPET検査で50,000円!(保険診療で!)
ちなみに・・・ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが
PET検査(ペットけんさ)とは、がんなどの病変を検査する画像診断法の一つです。 「陽電子放射断層撮影法」 (Positron Emission Tomography)を略してそう呼ばれています。 癌腫の多くが、ぶどう糖代謝が活発なことを利用していて、微量の放射線で目印をつけたぶどう糖を体内に投与してから、専用のカメラで撮影すると、がん細胞が光っているように表示され、がんの位置や大きさ、活動の状態を判断することができるそうです。
PET検査自体は、点滴で針を刺す痛み程度で苦痛のあるものではないけれど、終わったあと、「周りの人が被ばくするから、今日は小さなお子さんとかは会わないよう気を付けてね♪」と言われて、こわー(迎えに来るのは夫だからまぁいいか笑)と思ったのを覚えています。
でもねー。あとで知ったけれど乳がんにはあまり精度のいい検査とは言えなかったようで。する必要はあったのかなと。
しかも笑ったのは、その頃、腕が上がらない五十肩に悩まされていたんだけど、その右肩がめちゃ光って映ってるんですよ!
「えええ!これは?」と(まさかガン?)尋ねたら「あ。炎症のある部位も反応するんですよ」・・・ふーーーーん・・・。
おまけに、この時はわからなかったことが後でわかるんですよね。
だから、今でも必要な検査だったのかなぁと思ったりします。
そして、ここから羽が生えたようにお財布からお金が飛んでゆくのでした・・・(; ・`д・´)
つづく
まさかねー!乳がんになるとは思わなかったわー。
こんにちは!
なんと今日が初ブログデビュー!!・・・ではなく。
FC2とかアメブロとか、登録するだけして放置を繰り返していたんだけど、日記を書くわけでもないし、忘備録代わりに書いてみようかなぁとふと思って今日のこのスタート。
さて何書こう??と思ったところで、最近あった事件と言えば!!
乳がんって診断されたこと
なんていうか・・・自分は乳がんにはならないと思い込んでいたんですよ。
3人出産で完全母乳育児、家系に乳がん・子宮がんなどの婦人家系のがんに罹患した人がいない、経口避妊薬やホルモン補充療法の経験なし、喫煙の経験なし、健康診断はいつもほぼA判定・・・etc.
健康診断で、乳がん検診は毎回再検査になっていたけど、母乳育児で乳腺炎になったことがある人は、よく引っかかるらしく再検査でいつも「問題ないですね!」と言われていたせいで余計そう思ってました!
それで油断したというか・・・2年くらい乳がん・子宮がん検診は(オプションなので)すっ飛ばしてもらってたんです。
で、まぁ転職した先でフルの健康診断を受けることになりました。
乳がん検診のドクターが若いお嬢さんで、ものすごーく丁寧にエコーで診てくれるのに思いあがったオバサン(私)は心の中で(あー。そんなに真剣に診なくても大丈夫なのにー)と思ったのを後に猛省致しました。
コロナの真っただ中、その後すぐ健康診断は一旦中止に。
へー、タイミングよかったわー。また日時指定するの面倒だし・・・みたいなことを思っていたら。
2週間くらいして健康診断結果が届きました。
開けると要精密検査・乳房検査
またかー笑
でもよく見ると総合判定G!!
「え?Gってなに??」と思ってよく見たら、乳房超音波の項目がG。
うーん、Gだけどまぁ大丈夫でしょ…と思っていたら
夫が「今すぐ行ってこい!!」「G判定なんて見たことないぞ!」
それで乳腺クリニックを予約し受診してきました。
エコーで乳房を診たドクター(女医)が、「うーん。あまり(しこりの)顔つきがよくないなぁ」と一言。
乳がんのがん細胞って、周りの組織を巻き込むようにギザギザしてるというか
いかにも「周囲の細胞から栄養もらってます!」みたいに触手が出てるような感じらしいです。そういわれると確かにそう見える・・・( ゚Д゚)
それで「針を刺して、細胞の検査しようか」と。
注射器くらいの針をブスブス遠慮なく刺されて(かなり痛い)結果は10日後に。
10日後、呑気に受診したところいきなり「悪性だったわー」とドクター。
え?マジで?? ←本当にこんな反応だった。品がない。
がん細胞の大きさは1.38cm。左上辺り。触診では触れず。
ただ驚いたけど(リスクが低くてならないと思い込んでいたから)よくある
ガーーーーーーーーン(ダジャレではなく)
ってことはありませんでした(手術はどうするとか、仕事とか、家のこととか、保険のこととか、家族にはなんて言う?とか。もう脳内フル稼働で笑 ショックを受けてる暇がなかったという)。
ドクターには「(手術する)病院どこにする?」と訊かれ、ちょうどその1年くらい前に娘が出産で救急搬送された総合病院が、自宅からもアクセスがよかったので即答。
その前にPET検査を受けることになり、(それはまた別の病院)日程調整。
急に身辺が慌ただしくなっていったのでした。
つづく