パチュリのひとりごと

乳がんになって、色々わかったこと。自分のこと、好きなこと、好きなもの。ちょこちょこ書きます。

乳がんと診断されたあと①←シリーズ化するつもりか?笑

乳がんと診断された日。

 

夫もテレワーク中で在宅していたので帰宅して

乳がん確定だったー」と普通に報告しました。

 

私より(多分)ショックを受けている表情をみて、あぁ心配してくれているんだなぁと。

 

そういえば、小林麻央さんが乳がんで亡くなった時に、なんとなく夫と乳がんの話をしたのを思い出しました。

(その時は自分が乳がんになるとは思っていませんでしたが)

 

事実かどうかは存じ上げないけれど、民間療法で治療されていたため早期に手術をする機会を逃してしまった様な記事が出ていたので、それをみた夫が「もしお前が乳がんになったら迷わず手術してくれ。再建が必要なら俺がお金を出して今よりいいおっぱいを作ってやるから」と真面目な顔で言ったのを覚えています。

 

今よりいいおっぱいってなんなんだー!

と一瞬思わなくもなかったのですが、おっぱいにメスを入れるというのはやっぱり女性にとっては大きな覚悟がいることで、出来れば(切らずにどうにかなるなら)手術は避けたいのは当然で・・・。でも、夫にそう言われたときは、なんだかホッとしました。

 

これからどういうスケジュールで進むのかを説明しながら、そういえば医療保険とがん保険を確認しておかないとなー(これがもう後に大変なことになったという・・・)ということが頭を過ったのは忘れられません。

 

その後、乳がん確定から、1ヶ月も経たないうちに手術まで進むのですが、入院前に検査、検査で結構な出費がありました。

入院前に準備するものもかかります!

 

そう、がん保険とか医療保険は本当に大事です!!(保険会社の回し者ではございません)

 

まず、最初の再検査でのクリニックで15,000円くらいかかりました。

エコー、マンモグラフィー、血液検査などなど。

 

次に専門病院でのPET検査で50,000円!保険診療で!)

ちなみに・・・ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが

PET検査(ペットけんさ)とは、がんなどの病変を検査する画像診断法の一つです。 「陽電子放射断層撮影法」 (Positron Emission Tomography)を略してそう呼ばれています。 癌腫の多くが、ぶどう糖代謝が活発なことを利用していて、微量の放射線で目印をつけたぶどう糖を体内に投与してから、専用のカメラで撮影すると、がん細胞が光っているように表示され、がんの位置や大きさ、活動の状態を判断することができるそうです。

 

PET検査自体は、点滴で針を刺す痛み程度で苦痛のあるものではないけれど、終わったあと、「周りの人が被ばくするから、今日は小さなお子さんとかは会わないよう気を付けてね♪」と言われて、こわー(迎えに来るのは夫だからまぁいいか笑)と思ったのを覚えています。

でもねー。あとで知ったけれど乳がんにはあまり精度のいい検査とは言えなかったようで。する必要はあったのかなと。

しかも笑ったのは、その頃、腕が上がらない五十肩に悩まされていたんだけど、その右肩がめちゃ光って映ってるんですよ!

「えええ!これは?」と(まさかガン?)尋ねたら「あ。炎症のある部位も反応するんですよ」・・・ふーーーーん・・・。

おまけに、この時はわからなかったことが後でわかるんですよね。

 

だから、今でも必要な検査だったのかなぁと思ったりします。

 

 

 

そして、ここから羽が生えたようにお財布からお金が飛んでゆくのでした・・・(; ・`д・´)

 

つづく