パチュリのひとりごと

乳がんになって、色々わかったこと。自分のこと、好きなこと、好きなもの。ちょこちょこ書きます。

乳がんと診断されたあと③

今日は祝日ですねー!

 

いいお天気なので出かけてランチでもー♪♪と思いましたが

夫は仕事、娘たちも仕事だったり、お出かけだったり

友人達も急に誘って来れるほどヒマじゃないだろうし

ひとりで鍋焼きうどん作って食べました。

 

さて、前回までにバタバタしてるようなことばかり書きましたが・・・。

夫以外の家族にどう話したか・・・をちょっとだけ。

 

娘は3人いるのですが、相当ショックを受けていました。

ただ長女はその3ケ月くらい前に、知人から乳がんで全摘した話を聞いたばかりだったらしく、深刻な表情でしたが「(思ったより現実に)あることなんだね」という反応でした。

・手術は温存であること 

・現時点で転移は認められないこと 

という話をして、彼女たちには「母親である私が乳がんになったのだから、今の若くて安いうちに保険は掛けておきなさい」ということは伝えました。

(幸い全員、何らかの保険に入っていましたが)

 

こういう深刻な病気になって気付くんですけど

保険を掛けることができるのは健康な人の特権

だということです。(保険会社の回し者ではございません)

また別の機会に医療保険についてはおハナシしたいと思います。

 

で、ここまで来て、妹と母に話していないことを思い出しました。

父は既に亡くなっているし、弟には話すつもりもないし

年老いた母に心配かけたくないし、うーーーーん・・・妹には言っておくか。

 

で、妹に話したら「え?え?なんで?え?大丈夫なん??」

私「とりあえず温存で手術する。」

妹「ママには話したん?」

私「え?わざわざ心配かけたくないし、言うつもりないんよね」

妹「え?親なのに?言わないの?」

結局、妹がどうしても伝えろというので、仕方なく母にも伝えました。

(考え方が違うから仕方ないかー・・・)

 

親戚縁者に乳がん患者がいないのもあって、母は「なんであんたが・・・」という悲しそうな反応でした。

いくつになっても母の中では小さな娘なのかもしれません。

 

ただ、なんていうか私の中では「なっちゃったものは仕方ない。メスを入れないで済むなら色々試してみたい気もするけど、時間の無駄かも。サッサと手術したほうがいい」ような気がしていました。

仕事関係の女性の中には、「そんな急いで決めなくても色々試してからでも」「今は切らなくても方法はあるから」と親切心でアドバイスくださる方もいました。

 

だけど迷わず手術を受ける選択をしたのです。

 

コロナで健診なども中止になる中、タイミングよく(年度変わりの最初の1週間で中止になった)受診出来て、早期発見出来たということ。

そして、診断が確定して手術までの間、コロナが落ち着いていたおかげで家族の面会などが許されていたこと。

自分自身の仕事が、タイムリーにテレワークメインになっていて、(普段は出張が多い仕事だった)うまく時間調整して検査など受けることが可能だったこと。

 

以前に夫と話したことも影響していましたが、手術に至るまでの流れにまったく無理がなかったので、これは見えない力がそうしなさいと言っているのだと思うこともできました。

 

そうして、いよいよ入院する日が近づいてきました。

 

つづく